木の家を長持ちさせるには
木材劣化対策が不可欠
家族と住まいを守る
ボロンdeガード工法
日本の住宅平均寿命は30年程度と言われており、その原因を大きく占めるのが、土台や柱・梁などの構造材の腐れやシロアリによる被害です。その発生率は、およそ3~4軒に1軒と言われ、大切な住まいの資産価値を損なってしまいます。
耐震性も構造材である木材が健康であってこそ意味があります。そのためにも、最適な木材劣化対策が不可欠です。
世界基準のホウ酸処理安心・安全・効果持続の木材劣化対策
世界的にみて、木材に予防的に合成殺虫剤を処理しているのは日本くらいで、アメリカやヨーロッパでは安全で効果の高いホウ酸処理が主流です。特にアメリカでは、木材に予防的に合成殺虫剤を使用することは認められていません。
現在木材劣化対策には、一般的な合成殺虫剤による方法をはじめ、さまざまな方法がありますが、人にも環境にもやさしく、確実に施工できて、しかも効果が長く持続する方法は多くありません。全ての条件をクリアした正しくかしこい方法だと言えるのが、ホウ酸木材劣化対策・ボロンdeガードです。
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- 安心
- 人にも地球にも
優しい自然素材
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- 安全
- お部屋の空気を
汚しません
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- 効果持続
- 効果はずっと
続きます
分類 |
メリット |
デメリット |
ホウ酸処理 |
安心・安全・効果持続 |
雨対策が必須 |
合法殺虫剤 |
新築時は安価 |
5年ごとに再処理が必要/健康への影響 |
ベイト工法 |
人体に影響なし |
腐れ・カンザイシロアリには効果なし/高価 |
加圧注入財 |
効果持続 |
処理できる材が限られる/金物への影響 |
支持されるには訳があります自然素材なのに実力派
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1
- 人にも地球にも
優しい注目の素材
- シロアリ予防に使われる多くの合成殺虫剤は、人への毒性有機リン系とほぼ同等と言われ、人に摂取されると中枢神経系や自律神経系、骨格筋に関連する様々な症状を引き起こします。非常に毒性が強く残留性の高いとても危険な農薬なのです。
一方、「ホウ酸」は自然素材で、目薬に使われているように人体には安全です。
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2
- 揮発・分解せず
効果が長持ち
- 鉱物由来のホウ酸は、分解や揮発することが無いから、効果が低下しません。合成殺虫剤(農薬)は揮発分解して3~5年でその効果がなくなってしまいます。100年待つといっても過言ではない木材劣化対策、それがホウ酸を使ったボロンdeガードです。
50年,100年先まで
長期効果が持続
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3
- 責任施工で
安心
- 日本ボレイトの持っているノウハウをトレーニングし、一般社団法人日本ホウ酸処理協会(JBTA)に登録されたホウ酸処理のプロフェッショナル「ホウ酸施工士」が責任をもって施工します。
長期優良住宅にも対応しているボロンdeガード工法
「100年住むならボロンdeガード」自然素材・ホウ酸によるこれからの木材劣化対策工法になります。ボロンdeガード工法™は天然鉱物のホウ酸塩の一種で成り立っています。ホウ酸は、木部に処理すると腐らなくなり、害虫にも食べられなくなり、結果的に地震時にも強い住宅を実現する優れた木材の保存剤です。自然界、身の回りのどこにでもある鉱物で、透明無臭で空気中に揮発もしません。安心安全、シックハウス症候群も起こさない、人・環境にやさしい自然素材です。
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標準処理/1階全部処理
- ヤマトシロアリ・イエシロアリ・木材腐朽菌対策
- 標準処理は、基礎天端(コンクリート基礎の最上部)より1mまでの木材を超高濃度ホウ酸水溶液(ホウ酸換算濃度24%以上)で処理します。また、特にシロアリの侵入リスクの高い水周り(基礎貫通配管)や玄関は1階の天井部まで処理します。処理した木部は、ビニールシートなどで雨対策を行います。
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全構造処理
- アメリカカンザイシロアリ対策
- 標準処理/1階全部処理と合わせて、基礎天端より1m超の木部を高濃度ホウ酸水溶液(ホウ酸換算濃度20%以上)で処理します。処理した木部は、「ホウ酸溶脱防止剤」で雨を撥水させることなどで雨対策を行います。
責任施工だからできる、木材劣化対策1~2日で完了する施工フロー
【1階の鋼床が上棟後に納まる場合】:サッシ、断熱材、透湿防水シートが納まる直前の1日工程です。
【1階の鋼床が上棟前に納まる場合】:土台敷きの当日(もしくは前日)と、サッシ等が納まる直前の2日工程です。
施工フォロー
- 基礎天端より1m墨出し
- 雨対策の養正
- 水周りや浴室は1階天井まで
- 土台・大引き・剛床の処理
- 全構造:野地板の処理
- 納まってない部材・柱等の処理
ホウ酸残留検査
- 試薬で残留検査し、足りてなければ再施工いたします
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- 雨に弱いホウ酸。万が一処理した部位に雨が当たってしまった場合、ホウ酸が流れ出てしまう恐れがあります。そんな時ホウ酸施工士は、処理した木部に十分なホウ酸が残っているか「クルクミンテスター」という試薬で検査します。ホウ酸が十分に残っていれば赤く発色し、不足していれば黄色まま。黄色いままであれば、再施工します。